マウスピース矯正とワイヤー矯正、どっちがいい?メリット・デメリットを費用・期間・見た目など徹底比較!

こんにちは、藤崎かねこ歯科クリニック院長の金子宗嗣です。

こんにちは。福岡市早良区、藤崎駅からすぐの歯医者、藤崎かねこ歯科クリニックの院長、金子宗嗣です。
「歯並びをきれいにしたいけれど、マウスピース矯正とワイヤー矯正、結局どっちが良いの?」
矯正治療を検討されている方にとって、これは一番の悩みどころではないでしょうか。特に、最近話題の見えにくい矯正(マウスピース)は、その手軽さや見た目から魅力を感じる反面、本当に自分の歯並びにも対応できるのか、不安を感じる方もいらっしゃると思います。
大切な歯並びの治療法を選ぶ上で、それぞれのメリット・デメリットを正確に理解することは、後悔しないための第一歩です。このブログでは、マウスピース矯正とワイヤー矯正を徹底的に掘り下げ、費用や期間、見た目、そしてお手入れのしやすさといった様々な側面から、その違いを分かりやすく解説していきます。
藤崎駅周辺で歯並びの矯正をお考えの方は、ぜひこの解説を参考に、ご自身のライフスタイルと希望に合った治療法を見つけてください。

マウスピース矯正 vs ワイヤー矯正 失敗しないためのメリット・デメリット完全解説
マウスピース矯正とワイヤー矯正の基本的な違い
まず、二つの矯正方法が根本的に何が違うのかを理解しておきましょう。
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のカスタムメイドのマウスピースを段階的に交換していくことで、歯を少しずつ動かします。最大の魅力は、見えにくい矯正といわれる通り、装着していても目立たないことです。
一方のワイヤー矯正は、歯の表面(または裏側)に「ブラケット」という小さな装置を固定し、そこに通した「ワイヤー」の力を利用して歯を引っ張ったり押したりしながら動かします。古くから行われている実績豊富な治療法です。
この装置の違いが、費用や期間、日常生活での快適さに大きな差を生み出します。
マウスピース矯正の最大の魅力!知っておくべきメリット・デメリット
見えにくい矯正であるマウスピース矯正は、その革新性から多くの方に支持されていますが、もちろん万能ではありません。
1. 見た目と快適さにおけるメリット
マウスピース矯正の一番のメリットは、何と言っても「見えにくいこと」です。透明な装置は装着していてもほとんど目立たず、特に人前で話す機会が多い方や、接客業の方にとって大きな安心感を与えます。また、装置の表面が滑らかであるため、ワイヤー矯正に比べて口の中の粘膜を傷つけにくく、治療中の不快感が少ない傾向にあります。
2. 食事と衛生面におけるメリット
マウスピース矯正は、食事や歯磨きの際にご自身で自由に取り外しが可能です。この取り外しができるという点が、衛生的であること、そして食事のストレスがないという二つの大きなメリットにつながります。ワイヤー矯正のように食べ物が装置に挟まる心配がなく、歯磨きも普段通り行えるため、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
3. 知っておくべきデメリットと自己管理の重要性
一方で、マウスピース矯正には、クリアすべきデメリットも存在します。最も重要なのは自己管理の徹底です。マウスピースは、歯を動かすために1日20時間以上の装着が必須とされています。装着時間を守れないと、計画通りに歯が動かず、治療期間が延びたり、最悪の場合、治療計画を練り直すことにもなりかねません。
また、マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べると、歯を大きく動かすのが苦手な傾向があります。重度の歯並びの乱れや、顎の骨格に起因する複雑な症例の場合、マウスピース矯正単独での治療が難しいと判断されることがあります。
ワイヤー矯正の信頼性!理解しておくべきメリット・デメリット
ワイヤー矯正は、その歴史と実績から、矯正治療において高い信頼性を誇ります。
1. 治療の確実性と対応症例のメリット
ワイヤー矯正は、歯に固定されたブラケットとワイヤーで強い力をかけられるため、ほぼすべての歯並びの症例に対応可能という大きなメリットがあります。重度のデコボコや、抜歯を伴って歯を大きく移動させる必要がある複雑な症例でも、安定した治療結果を期待できます。費用対効果で確実性を優先したい方にとっては、非常に心強い選択肢です。
2. デメリットとなる見た目と衛生面の課題
ワイヤー矯正の最大のデメリットは、やはり見た目です。金属製の装置は目立つため、人によっては治療中の見た目に強い抵抗を感じることがあります。最近は目立たないセラミック製の装置も登場していますが、ワイヤーは見えるため、完全に見えない矯正にはなりません。
さらに、装置が常にお口の中にあるため、衛生面で注意が必要です。食べ物が挟まりやすく、歯磨きに時間と手間がかかります。ケアを怠ると、虫歯や歯肉炎のリスクが高まってしまいます。
3. 治療中の不快感と通院頻度のデメリット
ワイヤーが粘膜に当たって口内炎ができたり、ワイヤーを調整した後には強い痛みを感じたりと、治療中の不快感がマウスピース矯正より大きい傾向があります。また、ワイヤー調整のために、一般的に月に一度程度の頻繁な通院が必要です。
どちらを選ぶ?マウスピース矯正とワイヤー矯正が向いている人
最終的にどちらの矯正方法を選ぶべきか、ご自身の希望やライフスタイルと照らし合わせてみましょう。
藤崎駅周辺で矯正治療をご検討中なら、大切なのは「どちらの装置が良いか」を自分で決めるのではなく、「ご自身の歯並びとライフスタイルにどちらが最も合っているか」を専門家と一緒に見極めることです。
• 症例の適応: 複雑な歯並びの場合、マウスピース矯正だけでは対応が難しいことがあります。まずは精密検査で、ご自身の歯がどの程度動かせるのか、どの治療法が最も効果的かを知ることが重要です。
• 費用の内訳: どちらの矯正も高額になりがちですが、当院では治療を始める前に総額を明確にお伝えし、追加費用で不安になることがないよう努めています。
当院では、それぞれの治療法のメリット・デメリットを正確にお伝えし、患者様が不安なく、納得して治療に臨めるようサポートいたします。
まとめ
マウスピース矯正とワイヤー矯正には、それぞれ異なる特徴と適応症例があります。どちらが「良い」ということではなく、あなたの歯並びの状態や生活習慣、目指すゴールによって最適な方法は変わってきます。
マウスピース矯正に関する不安や疑問は、どんな些細なことでも専門家である私たちにご相談ください。まずは無料カウンセリングで、あなたのお悩みやご希望をじっくりお聞かせいただけませんか?
監修者情報
この記事は藤崎かねこ歯科クリニックの院長、金子 宗嗣が監修しました。

